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2017年10月24日
第12回社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会
本日(10月24日)に開催された「福祉人材確保専門委員会」資料が公開されました。資料の中では、「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる実践能力」等について、様々な角度から述べられています。
これらは、国がめざす「我が事・丸ごと」地域共生社会の中での役割を担う方向からの検討であることを押さえながら、詳細を確認することが重要だと思います。
「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる実践能力について(抜粋)」
- 養成課程において修得したソーシャルワークに関する価値・知識・技術を統合して実践することによって、住民主体の地域課題解決体制の構築及び維持に必要なソーシャルワーク機能を発揮するための役割を担うことが期待される。
- 他の専門職や関係者と協働し、地域住民が自分の強みに気づき、前向きな気持ちややる気を引き出すための働きかけを行うことによって、実際の活動につなげ、成功体験を積み重ねていくことができるようにするための知識と技術を統合し、実践する能力が必要となるのではないか。
- 地域住民が活動する場面や機会を発見・創出するとともに、様々な分野とのネットワーキングを図るための知識と技術を統合し、実践する能力が必要となるのではないか。