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トピックス中央省庁

2017年10月28日

第148回社会保障審議会介護給付費分科会

2017年10月27日

議題
1. 平成29 年度介護事業経営実態調査の結果について
2. 平成30 年度介護報酬改定に向けて(基本的な視点、地域区分、福祉用具貸与)

昨日行われた分科会資料が公開されました。
30年度からの報酬改定に向けた基本的な視点案などが示されてました。また、今後の検討スケジュールも示され、12月上中旬に「基本的な考え方」が取りまとめられます。

先に行われた財政制度分科会や経済財政諮問会議での議論を受けたものであることを踏まえて、この資料を確認する必要があります。

※スケジュール
11 月上旬以降~ 各介護サービス等の報酬・基準について対応案を提示
〇原則として週1回のペースで議論
〇審議の過程において、さらに検討が必要な事項が生じた場合には、適宜、議論を行う。
12 月上旬 基準に関する基本的な考え方のとりまとめ
12 月上中旬 介護報酬改定の基本的な考え方のとりまとめ

※平成30年度介護報酬改定に向けた基本的な視点案(概要)
①地域包括ケアシステムの推進
○本人の希望する場所での、その状態に応じた医療・介護と看取りの実施
○医療・介護の役割分担と連携の一層の推進
○関係者間の円滑な情報共有とそれを踏まえた対応の推進
○各介護サービスに求められる機能の強化○ ケアマネジメントの質の向上と公正中立性の確保
○認知症高齢者への対応
○地域共生社会の実現に向けた取り組みの推進
②自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスの実現
○高齢者の自立支援と要介護状態等の軽減又は悪化の防止に資する介護サービスの推進
○介護サービスの安全・安心を確保する観点からの取り組みの推進
③多様な人材の確保と生産性の向上
○専門性などに応じた人材の有効活用
○ロボット技術・ICTの活用や人員・設備基準の緩和を通じたサービス提供の効率化
④介護サービスの適正化・重点化を通じた制度の安定性・持続可能性の確保
○評価の適正化・重点化
○報酬体系の簡素化

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