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トピックス中央省庁

2017年10月5日

第107回社会保障審議会医療保険部会

2017年10月4日

議題
1.次回の診療報酬改定に向けた検討
2.骨太2017、経済・財政再生計画改革工程表の指摘事項
3.平成28年度の医療費・調剤医療費の動向(報告)
4.その他

来年4月より改訂される診療報酬に関する議論。
基本認識については、以下の3点
①人生100年時代を見据えた社会の実現
②どこに住んでいても適切な医療・介護を安心して受けられる社会の実現(地域包括ケアシステムの構築)
③制度の安定性・持続可能性の確保と医療・介護現場の新たな働き方の推進
とされ、
改定の基本的視点としては、4点
視点1 地域包括ケアシステムの構築と医療機能の分化・強化、連携の推進【重点課題】
視点2 新しいニーズにも対応できる安心・安全で質の高い医療の実現・充実
視点3 医療従事者の負担軽減、働き方改革の推進
視点4 効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上

があげられています。
「特に、今回の改定が6年に一度の介護報酬との同時改定であり、2025年以降も見据えて医療・介護の提供体制を構築するための重要な節目となることを踏まえ、地域包括ケアシステムの構築と医療機能の分化・強化、連携の推進に重点を置くこととしてはどうか」ということが、重点課題にあげられています。

医療・介護に加え障害も報酬改定が行われるわけですが、各分野の独自の議論もありつつ、重点からもわかるように、相互に関係していく中身にもなるので、その動向に注目していきたいと思います。

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