トピックス│中央省庁│
2017年4月20日
未来投資会議(第7回)…日本経済再生本部
(4月14日)
議題
・新たな医療・介護・予防システムの構築に向けて
厚生労働大臣から、「データヘルス改革 -ICT・AI等を活用した健康・医療・介護のパラダイムシフトの実現-」という資料が提出されています。
先に行われた「第5回経済財政諮問会議」のものと多くは重なりますが、
※ビッグデータを活用した保険者機能の強化
- 医療保険者は、加入者の予防・健康づくりや重症化予防等に取り組むべき。予防・健康づくり等に向けた加入者の 行動変容を促すための働きかけは、保険者の責務。
- インセンティブ制度の抜本強化とともに、「保健医療データプラットフォーム」を構築。「日本健康会議」等とも 連携し、データヘルスを推進。⇒予防・健康づくり等に向けた加入者、経営者の意識改革、行動変容を促進。
※科学的介護の実現 ー自立支援・重度化防止に向けてー
- 科学的に自立支援等の効果が裏付けられた介護を実現するため、科学的分析に必要なデータを新たに収集し、世界に例のないデータベースをゼロから構築。
- データベースを分析し、科学的に自立支援等の効果が裏付けられたサービスを国民に提示。
- 2018(平成30)年度介護報酬改定から、自立支援に向けたインセンティブを検討。
が報告されています。
地域包括ケアシステム強化推進法はこれらの前提となっていくものであり、衆議院を通過し参議院に送られましたがこのままの内容で法案を認めることは出来ません。拙速な審議が行われることのないように求めます。