トピックス│中央省庁│
2017年12月1日
平成30年度予算の編成等に関する建議
2017年11月29日
財政制度等審議会より財務大臣あてに出された建議が公開されています。
改めて社会保障関係費へ削減に関する方向が示されています。
この方向で次年度政府予算案の仕上げ作業に入る訳ですが、認めることはできません。
建議概要資料から…。
〇介護
・介護報酬改定:保険料負担の増加を抑制するため、平成29年度臨時改定(処遇改善)とセットで考えるべきであり、一定程度のマイナスが適当。また、生活援助サービス等の報酬水準の適正化が必要。
・制度見直し:調整交付金を活用したインセンティブの強化、軽度者に対する生活援助サービス等の地域支援事業への移行などに取り組むべき
〇障害福祉・生活保護
・障害者の社会の支え手としての活躍の観点等も踏まえ、障害福祉サービスについて、その内容や報酬を適正化する必要。
・生活保護制度について、生活扶助基準の見直しのほか、後発医薬品の使用促進や頻回受診対策による医療扶助の適正化等にも取り組む必要。