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トピックス中央省庁

2016年11月15日

「第7回社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会」(11月14日)

・議事「介護人材の機能に応じた育成のあり方について」

参考資料

※介護福祉士に必要な資質について(抜粋)

・介護福祉士に必要な資質として求められるのは、介護職チームの一員として中核的な役割を担うケアの提供者としての素養や各種制度における制度改正を踏まえたケアの提供者としての素養である。こうした素養については、介護福祉士の資格取得の過程において学んでおくべきものであるが、現在の養成課程におけるカリキュラムでは十分に対応できないものがある。

・介護過程については、個別ケアの実践が適切に行われるようアセスメント力を高めることが重要であり、利用者本人の心身の状況にかかるアセスメントだけでなく、本人の生活の場である地域や集団との関わりといった社会との関係性も含めたアセスメントについても十分に学んでおく必要がある。

・利用者の生活を地域で支えていくためには、これまで以上に医療職やリハ職など様々な職種と連携しつつケアを提供していく必要がある。こうした多職種連携やチームケアなどの重要性については、以前から言われているものの、十分に実践できているとは必ずしも言えない状況がある。

・今後、介護福祉士に求められる資質について、養成課程で修得することができるよう、現行のカリキュラムの見直しを検討すべきである。なお、見直しにあたっては、既存のカリキュラムにおける教育内容も見直し、内容の統廃合を行うなど、養成施設等や学生に過度な負担とならないよう留意すべきである。